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すでにご報告のとおり、LAMPY-Jデミオ全日本ラリー参戦プロジェクトから参戦した大桃大意(おおももだい/チームシャフト)が、激戦のJN-2クラスを制しました!

DAY1、最初の勝負所となるSS3は約13kmのロングステージ。ここを昨年度チャンプの天野選手に6秒近い差をつけるクラストップタイムで駆け抜けると、リピートのSS6でも12秒の差をつけてトップタイムを奪取。ショートステージで少し負けてロングステージで大きく勝つという、他を圧倒する安定感のある走りで、多くの選手がバーストやマシントラブルを抱える中を快走。28.5秒のマージンを築いてDAY1を終了しました。

DAY2は5つのショートステージで合計13km。終盤は後続とのタイム差を見ながらペースダウンする余裕もみせ、コドライバー露木明浩選手の導きで無事にフィニッシュまでマシンを運び、涙の初優勝を飾りました。

応援ありがとうございました!

大桃大意/露木明浩組 LAMPY-J DLトタルBRIGデミオ
JN-2クラス優勝 総合14位

全日本ラリー選手権第4戦「がんばろう!福島 MSCCラリー2011」のフォトギャラリーをアップしました。

今シーズン、インプレッサからデミオに乗り換えた大桃は、「パワーのないクルマでどう走ったらタイムが出るのか模索中だったが、第2戦、第3戦では下りのSSではなんとかタイムが出ていた。これまでインプレッサに乗っていた経験を下りのSSで活かし、勝負するのであればこの下りのロングSSしかないと思っていた」という。大桃は、ギャラリーステージのショートSSでは天野にベストを奪われるものの、デイ1に3本用意された下りのロングSSを完全制覇。一方、追いかけるはずの天野も、SS6の終盤でトランスファーを破損し万事休す。ここでラリーを諦めるしかなく、大桃が2位以下に大差を付け、待望の全日本初優勝を果たした。FFマイスターの大桃千明の息子である大桃は、「父が偉大すぎ、自分が結果を出せないことがすごく苦しかった。やっと見返せたかなという思いと、周りのみんなが祝福してくれたのが何よりも嬉しかった」と、混沌とするJN2クラスのタイトル争いに名乗りを挙げる結果となった。

【結果速報】がんばろう!福島MSCCラリー2011 – JRCA